QNDエージェントがインストールされたPCを各種管理下に置く機能は既にご承知のことと思います。それではQNDエージェントが入っていないPCを発見し、ネットワークに接続させないような仕組みはどのように実現すればいいのでしょうか?IPScanとQNDの連携がこの仕組みを実現いたします!企業が守るべき情報資産を100%に近づけ、無断変更を防ぎ、認めた情報資産以外の接続を禁止させることが真の資産管理へのステップアップになるのではないでしょうか?
QNDとIPScanの連携方法をステップごとにご説明いたします。
- ネットワークに配置されたProbe(監視用ハードウェア)がネットワークに繋がっている全ての機器のIPアドレス/MACアドレス等をリアルタイムに収集します。PCにエージェントをインストールすることも無く、ネットワークを変更する必要もありません。
- 下記ポリシーに反した機器を検知、遮断します(下記機器を「不正機器」と定義します)。
- IPScanサーバに登録されていない機器
- IPアドレス/MACアドレス/ホスト名が変更された機器
- 一定期間以上オフラインの機器
- 一定量以上のブロードキャストパケットを送信する機器
- 許可された範囲外に接続された機器
- 不正DHCPサーバ
- 管理者にポップアップ、メールなどでイベント通知を行います。
- IP優先自動制御機能により、IPアドレス重複を防止します。
- ブロードキャスト多量機器自動制御機能により、ウィルス/NIC故障などによる多量パケット配信を自動遮断します。
- API連携機能により他システムとの連携が可能です。
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QNDとIPScanの連携方法をステップごとにご説明いたします。
IPScanは設置するだけで自動的にネットワークに繋がっている機器情報(IPアドレス、MACアドレス、ホスト名)をリアルタイムで収集してきます。これをCSVファイルでリスト化します。
「QND資産管理データ」と「IPScan管理データ」をIPアドレスないしMACアドレスをキーにしてCSVファイルで付け合せます。殆どのお客様の事例ではQNDで管理している以上の数のデータをIPScanは拾ってきます。
この差分データがQNDエージェントが入っていないPCであったり、不正な持ち込みPC、勝手に設置された無線LANアクセスポイント、NW機器(スイッチ、ルータ)、プリンタやDHCPサーバであったりします。
ステップ2で抽出された差分データを消し込みし、社内資産を確定させます。(ホワイトリストの作成)
ステップ3で作成したホワイトリストをQND、IPScanデータにそれぞれ反映させます。以後IPScanではこのホワイトリストに基づき、登録された機器以外の接続を検知、ないし遮断します。社内PCであってもポリシーに反するような動きをしたPCは検知、ないし遮断します。
新たなPCの購入やレイアウト変更などによる移動などをQNDデータに反映させ、CSVファイルなどでIPScanへデータ受け渡しを行い(ホワイトリスト更新)、継続的な運用を行います。
逆の運用で、IPScanでメンテナンスを行い、QNDへデータを反映させることも可能です。
※CSVファイルではなく、APIの作りこみにより、自動連携させることも可能です。
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差分機器を洗い出し、対策を講じることにより、QNDエージェントの入っていないPCなどを把握することができ、資産台帳の精度が限りなく100%に近い管理が可能になります
- QNDエージェントをインストールさせるというルールを社内に徹底させることができます。
- 持込PCや社員による不正なPC設定変更などのポリシー違反を発見し、検知ないし遮断ができます。ログの保存やレポート出力も可能です。
※ポリシー違反の定義は1)IPScan機能概要を参照下さい。 - QNDで収集した情報を元にポリシー違反のPCを遮断させるという運用も可能です。
例)- Winny等のファイル交換(P2P)ソフトが入ったPC
- 会社で認めていないソフトをインストールしているPC
- 適用を必須としたWindowsのパッチファイルを当てていないPC
- ウィルス対策ソフトのバージョンが最新でないPC
- QNDでは情報収集をリアルタイムに行うことは難しいですが、IPScanとの連携により、今まさにその瞬間のネットワーク接続状況を把握することが可能です。PC特定後の詳細情報の掘り下げの際にQNDのインベントリ情報を使用する、といった使い分けができます。
- QNDでは情報収集できないプリンタやルータ、スイッチングHUBなど、MACアドレスを持つ機器情報をIPScanは収集可能なため、ネットワーク接続機器全体を把握することが可能です。
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