住民の高齢化・人口減少が進む過疎地域では子供の数も減少し、学校は「廃校の危機」に瀕しています。そしてこの課題は、日本全体に存在します。

「学び舎の灯を消さない」ために、クオリティソフトは、児童・生徒数が少ない複数の学校をつなげ実施する「遠隔合同授業」の実施を支援する「Majica Blanca(マジカブランカ)」を開発、提供しています。

湯浅町での実証実験

2021年12月、クオリティソフトは、湯浅町（和歌山県有田郡）と「デジタル田園都市国家構想」の実現に向け包括連携協定を締結しました。
https://www.qualitysoft.com/news/1734/

湯浅町は自治体DXの取り組みの一環として、2021年10月～2022年2月、湯浅町の小学校3校をつないだ「遠隔合同授業の実証実験」を実施。クオリティソフトは「Majica Blanca(マジカブランカ)」を提供し、その実施をサポートしました。
https://www.qualitysoft.com/news/1740/

Magica Blanca（マジカブランカ）の特徴

Majica Blanca（マジカブランカ）は、地理的に離れた教室間で一緒に授業を行う「オンライン授業」サービスです。Web会議システムの基本機能に、学校の授業の進行に必要となる機能をプラスしています。以下に、その主な機能をご紹介します。

• 児童・生徒からの挙手

  児童・生徒が自分の手元端末から「挙手ボタン」を押すと、「ハイッ！」との音声と共に挙手した児童/生徒の名前が先生へ通知されます
  先生が児童・生徒を選択すると、児童・生徒の顔がクローズアップ表示され、発言が許可されます

• ブレイクアウトルーム機能（グループワーク）

  違う教室のメンバーとグループを編成し、グループワークを行うことが出来ます

• 自由帳機能（ホワイトボード）

  児童・生徒が、自身の端末で書いた文字・絵を、授業の参加者と共有することが出来ます

• 遠隔授業参観機能

  校外に居る父母が、遠隔合同授業の様子を自身のスマホから視聴することが出来ます

「遠隔合同授業」の様子

「グループワーク」で違う学校の友達と意見交換

自由帳機能：児童・生徒が描いたものを、先生は一覧で確認